正確である必要はない
決まった命令を確実にこなすプログラムのように生きる必要なんてない
言い訳をしてもいい
愛すべき不具合だと受け入れていい
いつかはどうしたって壊れてしまうんだよ
生きものだから
はじまりと終わりがあるんだよ
大きな事故や事件が起きなくたって
少しずつ少しずつ壊れていくんだよ
もうだいぶ壊れているかもしれない自分を
ただしく動かすのは、本当に必要なことなの?
結果だけ見て責めないで
自分らしさの中でまっすぐいられたら
それでじゅうぶんなはずだよ
無数の細胞たちがひとつの命を支えてる中で
何人かがうまくやれないこともあるんだって
わたしはわたしたちなんだよ
ひとりでも、ひとりじゃない
みんなが正しく動くなんて、そんななら
不完全な、生き物という形でこの世にいる必要も無いじゃない